TARGETの出馬表にあるタイムランクの機能を使えば、出走馬の過去のレースタイムを簡単に比較することができるため、レース予想もしやすくなります。ここでは使い方を整理しましたので、参考にして頂ければと思います。
タイムランク表の見方と使い方
出馬表からタイムランクを選択すると以下のような画面になります。タブの項目は「基本」「補正タイム」「タイム」などいくつかありますが、基本的にはどれを選んでも問題ありません。表示させたい項目をカスタマイズしたい場合は「★」のマークがあるタブ選ぶと上部に「項目設定」のボタンが現れますので、そこで、項目をカスタマイズすることも可能です。
タイムランクの見方ですが、例えばこの場合は、補正タイムの順番で並び替えされており、1位はアーモンドアイとなっています。過去の実績で一番速く走った馬と考えて良いと思います。このように使い方としては順位と馬名を確認して、馬同士の力を比較するために使用できます。
ランクタイム表集計条件
先ほど紹介したタイムランクの集計結果は、下記設定項目の条件を変更することで、再集計することができます。
また、補足ですが、画面の右上に下図のような表があると思いますが、これは、条件を設定した時の各馬の有効レース数になります。
緑の数字は馬番を示しており、白の数字が緑の馬番に対する有効レースの数です。例えば4番の馬は、設定した条件だと該当するレースは10個あるということになります。一方8番9番14番の馬は条件設定に合致するレースが見つからなかったことを示します。
それでは、ランクタイム表の集計条件について説明します。
タイムランク/ソート内容
タイムランク/ソート内容には以下の項目があり、設定された項目に応じて結果を並び替えることができます。
補正タイム
補正タイムは距離やランクを考慮したタイムになります。基本的にはこの補正タイムで各馬の実力を比較する方法が一番簡単でしょう。
走破タイム
走破タイムはスタートからゴールする前のタイムになります。距離が異なると走破タイムの比較はできませんが、これを選択すると自動的に距離が固定されたレースのみを抽出します。
上り3Fタイム
上り3Fタイムはゴールまでの残り600mのタイムになります。
Ave-3Fタイム
3Fの平均タイムになります。
速度(Fタイム)
速度は走破タイムを距離で割った値になります。
PCI
その馬のペース指数になります。ラスト3F地点を基準として、その前後のペースの比率を算出しています。PCIが50の場合はラスト3F地点を基準とした前半3Fと後半3Fは同じペースということになります。50より小さいと後半遅くなったことを示し、逆に50より大きいと後半は速かったことを示します。
人気→補正
まず人気順で並び替えをしたあとに、補正タイム順で並び化を行っています。
フリー項目
並び替えは行いませんが、タイムランク表の項目を選択すると選択した項目に応じて並び替えをすることができます。
基準距離
集計する距離の範囲を指定することができます。出馬表と同一距離を選択するとデータの信頼度は上がりますが、該当レース数が少なくなります。逆に距離の範囲を広くすると該当レース数は多くなりますが、同一距離ではないためデータの信頼性は下がります。
期間の限定
集計する期間を指定することができます。直近のデータのみを集計したい場合は、例えば3か月を選択します。すべての期間で抽出したい場合は全期間を選択します。
芝・ダ
芝・ダート等の区分を選択します。
馬場状態
馬場状態を選択します。使い方としては当日の馬場に合わせて集計してみる方法も考えられます。
最高・新
その馬の最も成績が良かった条件(最高)もしくは、その馬の最も新しいデータ(新)を集計することができます。
脚質
脚質を指定することができます。
その他
その他の機能として、抽出するレース数の指定、開催場所の指定、斤量指定、着順指定、馬限定などのオプションを使用することができます。
まとめ
出馬表タイムランクの使い方を説明しました。タイムランクはどの馬が強いかを予想する良い指標になると思いますので、この機能を使って予想に役立てていきましょう。
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