【TARGET】これだけ覚えれば大丈夫!3つの使い方

競馬ソフトを導入して、「もっと競馬で儲けたい」「予想に役立てたい」そんな希望を叶えるためには、まずはTARGETの導入をおすすめします。私自身も競馬ソフトはTARGETしか使用していませんが、それだけで十分なデータが揃いますし、使いこなせる人にとっては、これ1つあれば十分ではないかと思っています。

実際にTARGETをどう活用して良いかイメージが湧かない方もいるかと思いますので、ここでは、最低限覚えておいて損はないTARGETの3つの使い方に限定して説明していきます。

TARGET frontier JVとは

まずTARGET frontier JV(以下TARGET)の説明をします。

TARGETはJRAの公式データが30年分以上蓄積されており、様々な解析ができるツールです。データをCSVファイルで出力したり、エクセルに貼り付けたりすることができますので、独自の解析方法やアレンジを加えることも可能です。月額2,090円と有料ではありますが、それだけ十分なデータと解析を行うことができます。

もちろん、実際に使ってみて、いまいち活用できなかったり、逆に知りたい情報を十分に確認できた場合は、1か月で解約することも可能ですし、解約後に再度申し込みをすることもできます。例えば、数か月間利用して、一度解約したけれども、また数か月後に再開するといった使い方も可能です。

便利な使い方

TARGETには膨大なデータと様々な使い方があります。ただ、すべての機能を使えなくても問題ありません。自分で知りたいデータの抽出や解析ができれば十分ではないかと思います。ここでは、おすすめの使い方として以下3つの使い方を紹介します。

  1. 過去のデータを調べる
  2. 出馬表で条件を確認する
  3. 馬券シミュレーションをする

それでは詳しく見ていきましょう。

過去のデータを調べる

まず最初に説明する使い方は、過去のレースデータの検索方法です。どのような馬が勝率が高いか、回収率が高い条件は何かなどを調べることができます。

まず、メインメニューからレース検索をクリックします。

レース条件設定の画面が出ますので、検索したい条件を指定します。

今回は「G1」「芝」「1600m」の条件に限定して検索を行います。条件選択が終了したら、上のタブの「選択馬条件」もしくは下の「次(選択馬の条件)」をクリックします。

次に選択した馬の条件を設定します。この画面が出たときに確定着順が「1着」に固定されてしまっていますので、基本的には「全」のボタンをクリックし、着順指定がない状態にすることをおすすめします。条件の選択が終わったら、下の「検索範囲の指定」をクリックします。

検索範囲の設定では、まず、検索開始日を指定します。「前年」「翌年」「年末」「本日」「期間で指定」がありますので、必要に応じてボタンを選択するか、直接検索開始日を入力します。

検索終了日を直接指定することもできますが、終了条件は様々な方法が選べます。通常は検索終了日を指定する方法をおすすめします。

検索開始日と終了条件の入力が終了したら検索実行をクリックします。すると、以下のように検索が始まるのでしばらく待ちましょう。

検索が終了すると以下のような画面に遷移します。できることはいろいろあるのですが、まずは項目集計のタブをクリックしましょう。

デフォルトでは騎手の項目が一番上に表示されているので、騎手のデータを確認することができます。少し図が小さいですが、今回の条件であればM.デムーロ騎手の回収率が単勝、複勝ともに100%を超えていることが分かります。

下の出力ボタンをクリックすると結果を出力することもできます。

今回は騎手のデータを確認しましたが、実際は騎手だけでなく、年齢や人気など以下の項目から気になるものを選んで表示することができます。

出馬表で条件を確認する

次に出馬表でレース条件等を確認する方法です。競馬開催当日の出馬表を開いて、各馬の成績などを調べることができます。

先ほどと同じようにメインメニュの出馬表横の「最新」をクリックします。過去の出馬表を見たい場合は「出馬表」をクリックしてから選択する方が速い場合があります。

クリックすると以下のような画面になります。その日のレースすべての情報を一度に確認する方法と、1レースごとに出馬表を開いて確認する方法の2通りがあります。

その日のレースすべての情報を一度に確認する場合は「出馬表分析」をクリック、特定のレースだけ確認する場合は、レース名を指定してクリックします。

まずは「出馬表分析」をクリックした場合の説明を行います。

「出馬表分析」をクリックすると以下のような画面になります。オッズやレース条件、馬の条件など様々な項目を表示することができます。下の「出力」ボタンをクリックすれば、データを出力することもできます。

また、カスタムで以下の条件を選択し、自分の知りたい情報だけを表示することも可能です。

次は特定のレースを選択した場合です。以下は有馬記念の出馬表になります。

詳細は以下の記事に記載しますが、この状態から馬名をクリックすると過去の成績を確認できたり、対戦成績を確認したりすることができます。

【TARGET】出馬表で操作できる全16項目を完全解説!!

馬券シミュレーションをする

最後に馬券シミュレーションの説明です。馬券の条件を指定して、過去のデータでのシミュレーションを行い、回収率を確認することができます。

メイン画面に戻り、「メインメニュー」をクリックします。

左下の馬券シミュレーションを選択します。

馬券シミュレーション画面に移行しますので、条件設定をクリックします。

まずは、レース条件を指定します。今回は「芝」のみを指定しています。選択し終えたら、「買い目条件」をクリックします。

ここでは、「馬券の種類」「買い方」「条件」を指定することができます。

今回の馬券は馬単で1着がA条件で2着がB条件のシミュレーションを行います。ここでA条件は単勝2番人気かつオッズは2倍~5倍かつルメール騎手という条件になります。また、B条件は単勝人気が7番人気~10番人気の馬すべてを指定します。

条件の選択が終了したら、「検索実行」をクリックします。

検索範囲の設定入力画面に移ります。検索開始日や終了条件を入力し、「検索実行」をクリックします。

馬券シミュレーションが開始されますので、しばらく待ちましょう。

しばらくするとシミュレーション結果が表示されます。上のタブから様々な集計結果を確認することもできますが、一番重要なのは下部の結果一覧になります。

今回の該当レースは466レースになり、的中したレースは6レースになります。回収率は92.2%となっていることから、今回指定した条件はまずまず良い条件だったということが読み取れます。

まとめ

簡単ではありますが、TARGETの3つの使い方を紹介しました。今回紹介した方法はTARGETの機能のほんの一部です。しかし、ここで紹介した方法を覚えておくだけでも、競馬自体に詳しくなることもできますし、予想精度や馬券の成績もアップさせることもできます。今後もTARGETの使い方の記事を追加していきますので、参考にして頂ければと思います。

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データ分析で競馬は楽しくなる「Jpot競馬」

自作で競馬解析ソフトを作成し、時間があるときは競馬の研究を行っています!競馬で儲けるためにはどうすれば良いかを常に意識し、徹底したデータ解析を心がけています!皆様にも本当に役立つ情報を配信していきます!!